公開当初から見よう見ようと思いつつ、なかなか行けませんでしたが、ようやく今日(10/3)、見てきました。待った甲斐がありましたね。ワタシは前作「孤狼の血」も見ていますが(こちら)、はるかにレベルアップしていました。ストーリーを公式サイトから引っ張ってみます。
3年前に暴力組織の抗争に巻き込まれ殺害されたマル暴の刑事・大上の後を継ぎ、
広島の裏社会を治める刑事・日岡(松坂桃李)。
しかし、刑務所から出所した“ある男”の登場によって、その危うい秩序が崩れていく…。
やくざの抗争、警察組織の闇、マスコミによるリーク、身内に迫る魔の手、
そして圧倒的“悪魔”=上林(鈴木亮平)の存在によって、
日岡は絶体絶命の窮地に追い込まれる…!
公開直後から、悪役・上林を演じた鈴木亮平の演技が話題となっていましたが、そのとおりでした。すざまじい〝狂気〟〝残虐〟〝外道〟ぶり。出所後すぐ、刑務官の妹(一般人)を惨殺すると、あとはもう殺しまくりです。最低でも6人は殺していたはず。そのうちの何人かは眼球をえぐり取るという異常な手口で、インパクトは絶大でした。
鈴木亮平は、耳に特徴がありますね。ワタシはこの耳が悪役ぶりを際立たせていたと思います。そして主役の日岡秀一を演じた松坂桃李も、貫禄が出てきました。どうやら第3作の制作も決まったようで、期待が高まります。
今作でワタシの印象に残ったのは、タバコです。タバコに火をつけたときの〝音〟がいい感じでした。舞台が平成3年ということで、ポイ捨てシーンも何度か。そして、日岡が吸う銘柄のハイライトがアップになったとき、警告文のないパッケージが新鮮にうつりましたね。
このほか、警察上層部の腐敗ぶり、元公安・中村枝雀の不気味さ、中村獅童演じる古いタイプの新聞記者、〝Indeed〟斎藤工、元乃木坂・西野七瀬、スパイ・村上虹郎等々、もっといろいろ書きたいところですが、時刻はもう4時を回ってしまいました。月曜日は普通に出勤せねばならないので、寝ます。おやすみなさい。