散髪は年1回。

雑記です。

日本プロ野球の三振ゼロ、今日でゼロに。

 当初は今日(4/7)、今季まだ三振していない打者、として阪神のルーキー・森下翔太と広島の〝大谷世代〟西川龍馬についてふれることにしていました。前日まで、規定打席に達している打者で、三振がゼロだったのはこの2人だけだったからです。当然、今日も三振ゼロを継続するものと確信していたのですが……。

 阪神は本拠地甲子園球場の開幕戦でヤクルトと、広島は本拠地マツダスタジアムで巨人との対戦。ワタシはネットで経過を追います。途中、侍ジャパンオリックス・宮城大弥が日本ハム戦でノーヒットピッチングを続けていたので、そちらが気になりましたが、宮城は6回に初安打を打たれ、今季初の〝ノーノー〟はならず。まあ投球数が多かったし、ノーヒットを継続しても最後まで投げたかどうかは微妙なところです。

 さて。まず森下は第1打席からライトフライ、サードゴロ、ライトフライ。この時点で試合は7回だったので、第4打席は回ってこない可能性があります。三振ゼロは継続で間違いないでしょう。

 一方の西川は第1打席からセカンドゴロ、レフト前ヒット、センターフライ。こちらはまだ5回なので、もう1打席回ってくるのは確実です。でもまあ、三振はしないだろう、と思っていました。ワタシはしばしネットで追うのをやめます。

 そろそろ試合が終わったかな、とチェックすると、ビックリの展開が待っていました。なんと、2人とも最後の打席で今季初の三振を喫していたのです。よりによってかよ。〝三振ゼロ〟について、それなりに掘り下げるつもりで、今季の2人の空振り数を調べようとしていましたが、その気が失せてしまいました。

 えてしてこんなもんですね。それでもまあ、データ&記録好きとしては引っ張らせてもらいました。現時点で三振1は、セ・リーグは森下、西川以外に大島洋平(中日)、近本光司(阪神)、パ・リーグは小深田大翔(楽天)だけ。彼らにはシーズン最少三振や連続打席無三振の記録を狙ってほしいものです。

▽シーズン最少三振
 6 坪内道則(ゴールドスター)1946(昭和21)年/442打席
 6 川上哲治(巨人)1951(昭和26)年/424打席
 6 酒沢政夫(大映)1951(昭和26)年/387打席
 7 得津高宏(ロッテ)1978(昭和53)年/420打席

▽連続打席無三振
 216 イチローオリックス)1997(平成9)年
 208 藤田平阪神)1978(昭和53)年
 180 小川亨近鉄)1975(昭和50)年
 179 吉田義男阪神)1964(昭和39)年

森下と西川、ともに球団の公式サイトからです。細かいところですが、広島はドラフト順位が掲載されていませんね。調べたら、西川は5位指名でした。