散髪は年1回。

雑記です。

MLB史上最高の日本人選手ランキング。

 以前にも書きましたが、我が家の地域は水曜日が資源ゴミの収集日です。今朝(4/26)、いつもどおりに新聞やペットボトルを出しに向かうと、集積所にはけっこうな量の本が置いて(捨てて)ありました。このところ〝不作〟が続いていたので、ラッキー、と思ったのも束の間。そう、帰宅時にはやんだものの今日は朝から雨模様で、本はビシャビシャだったのです。さすがにチェックする気にもならず。捨てる本だから濡れても構わないということなんでしょうけど、ワタシにとってはかなり残念な光景でした。

 さて。今日の日刊スポーツのWEB版に、興味をひく見出しがありました。

〈「MLB史上最高の日本人選手ランキング」でイチロー氏がトップ、大谷2位 米老舗メディア選定〉

 記事を読むと、アメリカの老舗メディア「スポーティング・ニューズ」が、「MLB史上最高の日本人選手ランキング」と題した特集記事を掲載したようで、10位までの10人を選出。順位は以下のとおりです。

1位 イチロー(2001-19)
2位 大谷翔平(2018-)
3位 ダルビッシュ有(2012-)
4位 野茂英雄(1995-2008)
5位 松井秀喜(2003-12)
6位 黒田博樹(2008-14)
7位 上原浩治(2009-17)
8位 田中将大(2014-20)
9位 岩隈久志(2012-17)
10位 佐々木主浩(2000-03)

 執筆者はライアン・フェイガン(Ryan Fagan)という「スポーティング・ニューズ」のライター。公式サイトをチェックしたら、それぞれ注目する記録やベストシーズンの数字を上げ、選出の理由が載っていました。

 1位のイチローは「MLBデビューが27歳だったにもかかわらず、ルーキーイヤーから10年連続シーズン200安打を記録し、31歳になる2004年にはMLB記録の262安打をマーク。通算3000本安打の偉業も達成し、野球界で最も影響力があり、世界的に成功を収めた非常に数少ない選手」と絶賛しています。

 そして大谷については「キャリアを終えるころにはMLB史上最高の選手になるかもしれないが、そのためには複数のMVPまたはサイ・ヤング賞獲得と、少なくともワールドシリーズを1回は制覇する必要がある」とし、「すでに2度、われわれが見たことのないようなすばらしいシーズンを経験している。しかし、それでもイチローは絶対的なレジェンドで、大谷はまだ〝伝説を築いている段階〟だ」と説明。実際、近い将来、トップに立つのは確実でしょう。

 このほか、トップ10から漏れた選手として、松坂大輔(2007-14)、井口資仁(2005-08)、前田健太(2016-)、田口壮(2002-09)、松井稼頭央(2004-10)、村上雅則(1964-65)、岩村明憲(2007-10)、伊良部秀輝(1997-2000)の名前も挙がっていました。8人の中で井口は唯一、動画付き。そう、ホワイトソックス時代の2006年4月15日、ブルージェイズ戦で見せた倒れ込みながらの捕球&超絶スローイングの動画です。メジャーの井口を語るうえで、このプレイは欠かせませんね。

 こうしてみると、上位の10人は妥当といってよさそうです。ただ、ワタシが順位をつけるなら、2位は野茂にします。大谷は現時点では3位。あーだこーだといろいろ考えるのは、なかなか楽しい時間でした。

「スポーティング・ニューズ」公式サイトからです。イチロー、大谷から佐々木主浩まで、とありますが、写真は佐々木でなく野茂が使われています。