散髪は年1回。

雑記です。

ぬるい炭酸飲料。

 1976(昭和51)年6月26日、モハメド・アリ×アントニオ猪木異種格闘技戦が行われました。あれからもう47年。当日は土曜日で、当時小学生だったワタシはリアルタイムで見た記憶がかすかにあります。ただ、ワタシにとっては試合内容よりも、あとで知ることになる試合実現までに至る経緯、会見で見せた両者の熱量の違い、土壇場までもめた試合のルール……といったさまざまな裏情報のほうが面白かったですね。

 さて。アリ×猪木とは何の関係もないテーマでいきます。タイトルにしましたが、ぬるい炭酸飲料ほどマズい飲み物はありません。といっても最近飲んだわけではなく、ワタシが小学生のころの出来事です。

 今日(6/26)の帰宅時、地元の駅前のディスカウントショップの店頭に、スプライトのペットボトル1.5リットルが安売りされていました。スプライトはワタシが小・中学生のころ、コーラ、ファンタ、キリンレモンなどとともに炭酸の代名詞でしたね。最近はまったく目にしていなかったので、もう販売していないと思っていました。そんなことはなかったようで。

 一瞬、買おうかと思いましたが、1.5リットルは重いし、ワタシ以外の家族はあまり炭酸飲料が好きではないので、買わずに素通りしました。ここでなぜか、小学生時の出来事がよみがえってきたのです。

 昭和40年代後半、夏休みの暑い日でした。お昼過ぎ、ワタシは同じクラスの友人と遊ぶため、彼の家を訪ねます。すると、今宿題をやっていてあとちょっとで終わるから少し待ってて、と言われて玄関で待つことになりました。まあそんなにしんどいことではありません。

 しばらくして、彼のお母さんがやって来ました。「これでも飲んでて」と、手には透明の瓶を持っています。それはキリンレモンでした。ラッキー、と思ったのも束の間。彼のお母さんは「全然冷えていないんだけど大丈夫かな」と言いながら栓抜きで蓋を開け、ワタシに手渡します。イヤな予感がしました。

 その予感はズバリ。ぬるくてぬるくてとても飲めたものじゃなかったのです。とはいえ、そのときのワタシには残す、という選択肢はなし。かなりムリをして、なんとか飲み干しました。いやあ~辛かった。とにかく辛かった。このあと、外へ遊びに出かけましたが、しばらくは調子が出ず。そりゃそうですよね。

 もう二度とぬるい炭酸飲料は飲むまい、と心に誓ったあの日。今日、ディスカウントショップの店頭でスプライトを売っているのを見て、思い出しました。

 やはり炭酸飲料は、ギンギンに冷やして、氷を入れてシュワシュワさせながら飲むもの。当たり前の結論で、今回は締めます。

ワタシが友人宅で飲んだキリンレモンは確かこれだったかと。容量は340mlでした。なお、どうやら今、瓶の販売は終了しているようです。画像はキリンのホームページからお借りしました。