散髪は年1回。

雑記です。

大谷翔平、今季38号でMLB全30球団制覇。

 この週末、あまり疲れをとることができませんでした。何日かぶりとなる大谷翔平ネタでサクサクいきます。

 現地時間8月17日(日本時間8月18日)、ドジャース・大谷はミズーリ州セントルイスのブッシュスタジアムで行われたカージナルス戦に「1番DH」で先発出場。快記録を達成しました。今日の大谷の打撃成績は以下のとおり。

[第1打席]1回先頭打者   四球二盗成功
[第2打席]3回先頭打者   振り逃げ二盗成功
[第3打席]5回2死走者なし 右中間本塁打
[第4打席]8回1死走者なし 左飛

 第3打席の今季38号は唯一ホームランを打っていなかったカージナルス戦初の一発。これでMLB全30球団からアーチをかけたことになります。とはいえ、この「30球団制覇弾」、レアな記録に思えますが、現役選手では19人目で、引退した選手を含めれば81人が達成。MLBが昨季から全球団対戦の日程に変更したのが大きいですね。最近はさほど珍しくもなくなってきました。

 大谷は今日の2盗塁で今季37盗塁。38本塁打と合わせ、シーズン40本塁打&40盗塁の「40-40(フォーティフォーティ)」が目前に迫ってきました。こちらの達成者は過去5人。

 1988年 ホセ・カンセコ(アスレチックス)     42本塁打&40盗塁
 1996年 バリー・ボンズジャイアンツ)      42本塁打&40盗塁
 1998年 アレックス・ロドリゲスマリナーズ)   42本塁打&46盗塁
 2006年 アルフォンソ・ソリアーノナショナルズ) 46本塁打&41盗塁
 2023年 ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)   41本塁打&73盗塁

 昨季、史上初の「40-70」をマークし、満票でMVPを獲得したアクーニャJr.には今季も大きな期待がかけられていました。しかし、現地時間5月26日のパイレーツ戦で左膝の前十字靭帯を完全断裂し、今季の復帰は絶望。「40-40」を達成しそうな選手は見当たりません(「30-30」はガーディアンズのホセ・ラミレスが2度目の達成濃厚)。

 この際、大谷には「40-40」を超えて「45-45」、いっそのこと「50-50」を目指してもらいましょう。ただ、ナショナル・リーグ西地区の首位を独走していたドジャースは最近失速気味。今日のカージナルス戦にも2-5で敗れ、2位パドレスが勝ったためゲーム差は2に縮まりました。ドジャースは残り38試合。エンゼルス時代にはなかったこうしたヒリヒリした展開のなか、大谷がペースを上げることができるかどうか。注目です。

ドジャースの公式Xからスクショしました。現時点で大谷は38本塁打ナ・リーグ1位(2位と2本差)、打点87は同2位(1位と6打点差)、打率.291は同7位(1位と.017差)。打撃タイトル争いもこれからが勝負です。