まずは先ほど終わったFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選から。日本(FIFAランキング18位)は敵地でバーレーン(同80位)と対戦し、5-0と大勝しました。最終予選のアウェイで1試合5得点は日本史上最多。過去最多は3点(2010年南アフリカ大会予選でバーレーン戦3-2、カタール戦で3-0)だったので大幅な記録更新です。
これで日本は開幕2連勝。2試合で得点12、失点0とグループCのなかで群を抜いています。第3戦は現地時間10月10日(日本時間10月11日)、敵地ジッダでサウジアラビアと対戦。またゴールラッシュで圧勝してもらいましょう。
さて。2日ぶりに大相撲九月場所ネタです。今日(9/10)が3日目。現役関取最年長で東前頭10枚目・玉鷲が、初土俵からの通算連続出場を1631回に伸ばし、歴代単独1位に立ちました。玉鷲は前日の2日目、元関脇・青葉城に並ぶ1位タイとなりましたが、東前頭11枚目・佐田の海に敗れ、記録達成を飾れませんでした。
3日目の今日、西前頭11枚目・輝と対戦した玉鷲は押し出しで勝って今場所初白星。大記録に花を添えました。玉鷲の初土俵は2004年の一月場所なので、それから20年半、休むことなく土俵に立ち続けたわけです(2022年七月場所はコロナ感染者と濃厚接触した可能性があるため13日目から休場も、本人の意向によるものではないため連続出場は継続)。当然ながら、なかなかできることじゃありません。
報道によると本人は少なくともあと2年は続けたいと話しているようです。歴代1位となったことで気が抜けるなんてこともないでしょうから、今後も記録は伸び続けそうな気配。こうなりゃとことんいってほしいと思います。
そして、1場所での大関返り咲きを目指していた関脇・貴景勝が、3日目から休場することが10日、発表されました。今場所で10勝を挙げれば大関復帰でしたが、初日は東前頭3枚目・御嶽海、2日目は西前頭2枚目・王鵬に敗れ、連敗スタート。まったくいいところなく、とても10勝できるとは思えなかったので、休場は賢明な判断でしょう。
貴景勝の大関復帰がなくなったことで、幕内にいる元大関は貴景勝、霧島(東関脇)、前述の御嶽海、正代(東前頭4枚目)、髙安(東前頭15枚目)と5人となります。2場所続けて負け越さなければ大関の地位は守れるのに(ワタシはこのシステム、緩いと思っています)、維持するのは難しいんですねえ。ここから再び大関に昇進する力士が現れることを願って、今回は締めます。