東京の今日(3/22)の最高気温は23.6度と今年一番の暖かさとなりました。確実に春が近づいていますね。が、ワタシの心は晴れません。そう、タイトルにしたとおりです。
大相撲三月場所は今日が14日目。前日まで2敗の東前頭4枚目・髙安が西前頭14枚目・美ノ海に勝ち、同3敗の大関・大の里が東関脇・大栄翔に敗れれば、千秋楽を待たずして髙安悲願の初優勝が決まったのですが……そうはなりませんでした。
ワタシは自宅でテレビ観戦。髙安は立ち合いでかち上げ、さらに左右から突きを繰り出します。いいペースに見えました。このまま前へ出て押し出せ。が、その思いは届きませんでした。美ノ海に食い下がられ、いなされて髙安はひいてしまいます。そのまま攻め込まれ、髙安は土俵下へ。前日にもかいたとおり、今日はなんとしても勝ってほしかったのに、痛すぎる敗戦です。もう、ガックリきました。
ただ、大の里-大栄翔の結果次第ではまだ髙安が優位となります。大の里には申しわけないのですが、今場所、なんとしても髙安に初優勝してほしいワタシは大栄翔の勝利を願っていました。頼むぞ大栄翔。
しかし、結果は大の里の圧勝。これで髙安・大の里のふたりが11勝3敗で並びます。千秋楽、髙安が勝って大の里が負ければ髙安の初優勝、逆なら大の里が2度目の優勝、両者が勝てばふたりの優勝決定戦、もし両者ともに敗戦なら現時点で4敗の美ノ海、東前頭15枚目・安青錦、東前頭18枚目・時疾風の3人を加えた5人による優勝決定戦の可能性があります。
この5人が絡む千秋楽の取組は以下のとおり。
髙安 6 ●■■--○ 8 阿炎
霧島 0 初顔合わせ 0 時疾風
安青錦 0 初顔合わせ 0 王鵬
大栄翔 0 --●-●- 2 美ノ海
大の里 3 ●○●○●○ 4 琴櫻
ワタシは髙安の相手が阿炎と知って、イヤな予感がしています。思い出されるのが3年前の十一月場所の千秋楽。12勝2敗で単独トップに立っていた髙安は阿炎に勝てば初優勝でした。が、髙安は阿炎に突き倒しで敗れ、阿炎に3敗で並ばれると、大関・貴景勝を含めた優勝決定巴戦でも阿炎に完敗。優勝も阿炎にさらわれてしまったのです(こちら)。
これまで、髙安は優勝同点&次点だけで8度。ワタシを含め、髙安の初優勝を願うファンは多いでしょう。千秋楽、大団円を迎えるのか、それともまたしてもの展開となってしまうのか。
正直、ワタシはまた髙安が優勝を逃してしまう気がしてなりません(とにかく今日の黒星は痛恨でした)。この予想が思い切り外れてくれることを願って、今回は締めます。