気づいたら、2ヶ月以上が経っていました。前回、ヒゲにハサミを入れたのが8月中旬ぐらい。それ以降、一度も切らずにきてしまいました。こんなに長く切らずにいたのは初めてです。そんなわけで、今、ヒゲの長さは自分史上最長になっています。
以前にも書いたことがあるように、ワタシはヒゲがそんなに濃くなく、密集度も高くないので、ヒゲを伸ばしても似合わないことは自覚しています(ヒゲが似合わない男。 )。それでも、過去には1ヶ月半ほどヒゲを切らずにいたときがありました。そのとき、見知らぬ人からヒドい言われようをされたのを、今でも鮮明に覚えているので書いてみます。
もう10年以上前、コートを着ていたので冬のことです。当時住んでいた町の商店街で、買い物中の家族が戻って来るのを通行人のジャマにならないところで待っていたら、見知らぬ老婦人が一人、近づいてきて、「イヤだイヤだ。チンピラはいやだ」と言ってきました。?????と思って周辺を見渡すと、ワタシ以外に誰もいません。ということは、その発言はワタシに向けられたもの。そう判断せざるをえませんでした。その老婦人はこのあと、「やっぱりサラリーマンがいい」と捨てゼリフ(?)をはいて、去っていきました。
チンピラよりもサラリーマン。そりゃそうでしょう。どっちかを選べ、と言われたら、ほとんどの人がサラリーマンを選択するはずです。キツい言葉を言われたときのワタシは、ヒゲはもちろん、すでに“散髪は年1回”のローテーションに入っていたので、髪の毛もかなり伸びていました。ヒゲと長髪でチンピラに見えたんですかね。ワタシもサラリーマンなんですけどね……。
軽くショックを受けつつ、なぜ老婦人があんな発言をしたのか、ワタシなりに想像を膨らませてみました。
・その老婦人の孫娘が近々結婚することになり、相手の男がチンピラ風に見えたので反対している
・ワタシの外見が老婦人のダンナの若いころと似ており、当時チンピラのようなことばかりしていて、苦労ばかりさせられたことを思い出した
・老婦人の同級生の親はほとんどがサラリーマンだったのに、自分の父だけチンピラだった
確認のしようがないので本当のところはわかりませんが、少し溜飲が下がったのを覚えています。
いまのヒゲは当時より長くなっています。誰かからツッコミが入ったら、切るとしますかね。