散髪は年1回。

雑記です。

万歩計、まだ続きがありました。

 まずは〝レジェンド〟メジャーリーガーの死去から。カージナルス一筋に通算251勝を挙げ、殿堂入りも果たしている黒人の名投手ボブ・ギブソンが10月2日、すい臓がんでの闘病の末に亡くなりました。1935年11月生まれの84歳。野村克也長嶋茂雄と同世代です。

 トム・シーバー(こちら)、ルー・ブロックこちら)に続く訃報。さすがにワタシはギブソンの現役時代はリアルタイムで見ていません。が、記録&データ好きにとっては避けて通れない投手です。特筆すべきは1968年のシーズン。34試合に先発して28完投、22勝9敗、完封勝ちは13を数えました。304.2回を投げてリーグ最多の268奪三振防御率は驚異の1.12! 翌シーズンから打者有利になるよう、マウンドの高さが低く変更される契機になったとされます。3度出場したワールドシリーズでも9試合に先発してオール完投の7勝2敗。大舞台に強い、まさに頼れるピッチャーでした。

 打者に敵意むき出しで、一塁に倒れこむように投げるピッチングフォームも豪快そのもの。ワタシはビデオや動画で見ましたが、全身バネという感じで、惚れ惚れします。〝オマハ超特急〟と呼ばれたギブソンの冥福を祈ります。

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ワタシが所有する書籍の中から。ともに日本スポーツ出版社発行の『オールタイム大リーグ名選101人』(1997年・写真左上)『20世紀の偉大なる100人』(2000年・同右上)でも、当然ギブソンは選ばれています。そして、デイビッド・ハルバースタムの名著『さらばヤンキース』(新潮文庫・1996年発行/原題:OCTOBER1964)でも、ギブソンの所属する1964年のカージナルスが象徴的に登場します。手前左の上巻の巻頭グラビアにギブソンが掲載され、同右、下巻の表紙にも左ギブソンが写っています。

 さて。前日の土曜日、ゴールしたと思って達成感に浸っていた万歩計〝新・平成の伊能忠敬〟に、続きがあることがわかりました。ゴール後は万歩計をそのままにしており、今日(10/4)出かけたときも携帯せず。帰宅後、万歩計を取り出すと、画面上は応援キャラクターのお祝い言葉がエンドレスで繰り返されていました。

 そろそろ2回目の〝日本一周〟にとりかかるか、と思い、右の測量ボタンを押すと、思いがけない言葉が。「タダタカノデシトシテ」「ヤラナケレバイケナイコト」「ソレハ…」いったいなんだ? とドキドキしながら再び押すと、「オキナワヲ」「チョウサスルコトダ!!」ときました。なるほど。これは当然、いくしかありません。「オキナワヲ」「シラベル」を選んで、再スタートです。

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「タダタカノデシトシテ」

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「ヤラナケレバイケナイコト」

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「ソレハ…」

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「オキナワヲ」〝オキナワ〟の文字がデカいです、

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「チョウサスルコトダ!!」〝チョウサ〟が意味をするのはなんなんでしょう。

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「オキナワヲ」「シラベル」「シラベナイ」ここで「シラベナイ」を選んだらどうなるんでしょうか。

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沖縄県の地図が出てきて……

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地図完成までの残りの距離が表示されました。

 沖縄県を踏破するまで、残り559.89km。1日平均1万歩とすると、約80日かかる計算になります。ということはまたしばらく万歩計で楽しめるわけで。意外な展開にワクワクしています。〝完璧な日本地図〟の完成に向け、今回はムリせずに歩くことにします。目指すは年内のゴール。今度のエンディングも楽しみですね♪