日本時間6月11日午後10時過ぎから始まったテニスの全仏オープン男子シングルス決勝が先ほど終わりました。偉業達成の可能性があったので、データ&記録好きのワタシとしては、見逃せない一戦でした。とはいえ、映像で見ることはできず、ネットで追う展開だったんですけど。
結果は第3シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第4シードのカスパー・ルード(ノルウェー)に7-6、6-3、7-5でストレート勝ち。全仏オープン2年ぶり3度目の優勝を果たしました。
これでジョコビッチは4大大会通算23勝目。通算22勝で並んでいたラファエル・ナダル(スペイン)の記録を抜いて、男子の単独トップとなります。
今大会は全仏オープン過去14度の優勝を誇るナダルが欠場するということで、ワタシはジョコビッチが4大大会の通算勝利数で単独トップに立つチャンスが大いにあるとみていました。実際、1回戦から4回戦まではすべてセットカウント3-0のストレート勝ち、準々決勝&準決勝は3-1、そして決勝は3-0とまったく危なげなかった感じですね。
ほかにも、特記事項は多々あります。ジョコビッチは1987年5月22日生まれの36歳。36歳での全仏オープン制覇は最年長記録となりました。さらにすべてのグランドスラム大会(全豪、全仏、ウィンブルドン、全米)で3回以上優勝した男子選手は初めて。うなってしまいます。
12日発表の世界ランキングでジョコビッチは1位に復帰し、歴代最長の通算在位388週目を迎えます。ここまできたら、マーガレット・コート(オーストラリア)が持つ男女通じて4大大会最多の通算24勝を更新してもらいましょう。ついでに今年は全豪オープンでも優勝しているので、今回の全仏に勝ったことで、7月のウィンブルドン、8月の全米オープンにも勝てば年間グランドスラム達成です。今後もジョコビッチからは目が離せそうにありませんね🎾