散髪は年1回。

雑記です。

2024セ・パ交流戦終了。

 6月18日、甲子園球場で行われた阪神×日本ハムで今季のプロ野球セ・パ交流戦の全日程が終了しました。この試合は阪神が延長11回、2-1でサヨナラ勝ち。日本ハム・矢澤宏太の暴投で決着するという、なんともいえない結末でした。ワタシは映像で見ましたが、これは暴投でなくパスボールでしょう。日本ハムの捕手・田宮裕涼のぼうぜんとした顔がすべてを物語っていましたね。

 今季の対戦成績は53勝52敗3分けでパ・リーグがひとつ勝ち越し。勝率5割以上はセ・パとも3チームずつと、またしても接戦となりました。交流戦はコロナ禍で2020年が中止。2年ぶりに開催された2021年以降の対戦成績は次のとおりです。
 
 2021年 セ 49勝48敗11分け
 2022年 セ 55勝53敗
 2023年 パ 54勝52敗2分け
 2024年 パ 53勝52敗3分け

 4年間のトータルはセ・リーグパ・リーグとも208勝208敗16分けとまったくの五分。データ&記録好きとして、これにはちょっとびっくりしました。2019年まではパが圧倒的に勝ち越していたので、徐々に差が縮まってきた、とみるのは早計ですかね。

 今季の交流戦を制したのはパの楽天でした。成績は13勝5敗で、初優勝。これで交流戦優勝は8チーム目となります。優勝していないのは阪神、中日、広島、西武の4チーム。今季交流戦順位は5位に入った広島を除くと、阪神10位、中日11位、西武12位と下位に沈みました。初優勝はいつになるでしょうか。

 MVPはまだ発表になっていません。ワタシが個人的に選ぶなら交流戦史上最高打率(4割3分8厘/64打数28安打)を更新した日本ハム・水谷瞬で決まりですが、日本ハム交流戦順位は7勝10敗1分けの9位。過去18回中、優勝チーム以外からMVPに選ばれたのは2018年(優勝はヤクルト)のオリックス吉田正尚と2023年(優勝はDeNA)の巨人・岡本和真の2人だけで、交流戦の順位はオリックスが2位、巨人は3位でした。その意味では水谷の選出は難しいと言わざるをえません。NPBの英断に期待しましょう。

NPBの公式サイトからです。表記を〝パ・セ交流戦〟とすることはないんでしょうかね。